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気の向くまま

まったりオタクライフの日々

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新刊感想其の四

第四章からの感想&語りです。
さくさく進みましょう!突っ込みたい部分は前半に集中していたので
ここからは一気に進みます。
毒も混じってますよ~。



新キャラとして悪夢の国試組の一人、姜文仲。顔色が幽霊のように悪い人(笑)
悪夢の国試組のキャラは本当に個性豊かですね。面白い!!
彼の副官のおかげで朝廷上官の地位がおおよそ読めました。この先の設定として
書ける!唐時代の設定を使っているのは知っていましたが、仙洞省をのぞけば
ほぼ唐の管理制度を真似ているようですね。
というか、歴史の流れも真似ているような気がするんですけど……。

ただ門下省・中書省・尚書省の長官及び次官の名前って統一されていないからなあ。
唐のをそっくり真似ていいのか、それとも彩雲国特有の名前でもあるのか、そこが
悩む。いや、桃花扇でもその辺りは書かないといけない内容なので。
場合によっては、史実を自己流にアレンジしかない……か(汗)

さて、話は戻りますが、朝廷の高官は国が維持できるギリギリの範囲みたいですね。
新しい大官の任命がないのは確かに異常ですね。今の配置が動かしようがないなら
他の人間を引っ張り出すしかない。けれど、劉輝は仕事放棄していたし、やっと政務を
するようになったけど、アレだしね。新たに大官になったのって魯尚書くらい?

そして、悠舜は国試組のアイドルなのだなあ、としみじみ。本当にお姫さまだ!!
でも、死亡フラグがある姫なんて……!!ギリギリでもいいから、誰か助けに
きてほしい。というか死なないでー!!(悠舜好きな管理人)

ここにきて楸瑛が格好良く見えました(今さら?)
朝廷に何か起こることがわかり、弟を帰還させた兄たちの心をわかっていながらも
「最後まで共に」と決意した楸瑛。こういう展開が大好きな蒼乃としては楸瑛の株が
一気に跳ね上がりました(笑)
一つ疑問なのですが、兵部侍郎の殺害・十三姫の暗殺未遂に迅が関わっていると
御史台は判断したのはわかりましたが、なんでそれが楸瑛の罷免に繋がるのかな、と。
別に楸瑛が命令を下したわけでも何でもないし。迅が藍家四門筆頭出身だから
藍家を引っ張り出すのはわかりますが、だったら当主じゃないの?
どうしても楸瑛を引っ張るなら、罷免する前に楸瑛を尋問し、暗殺者が迅だと吐かせるのが
先だと思うんだけどなあ。罷免するなら事実関係を確実に明らかにしたあとじゃないと
意味がない。楸瑛が言わなければ、逆に藍家が乗り込む口実になるわけだし。
筆頭藍家の直系筋の男子を不当な言いがかりで拘束、なんてことになったら
清雅の首だけじゃなくて皇毅の首だって飛びかねない出来事だろうに。
逆に、関係を証明できれば確かに大きな手柄だけど……ね。
拘束→罷免ならわかるんですけどね。それなら、辞任しようがなにしようが楸瑛を
引っ張れるし。ここでの罷免の意味がわからん!!

秀麗が劉輝を捜しに迷いもなく行ったことに、文仲が価値を見いだしていましたが
蒼乃は逆に疑問を感じました(苦笑)
え、そんなにあっさり認めるの、と。名官吏が命をかけて王を助けるのは
かまいませんが、秀麗をそれに当てはめるのはどうかと。2年目やそこらで
名官吏なんて、朝廷の官吏ってそんな生易しいものじゃないだろうにっ!!
はっきりと秀麗が名官吏と書かれていたわけじゃないけど、そういうふうに
取れる書き方だったよね……。
せめて、名官吏の素質があるのかも、くらいにしておけばいいのに……。
思うのですが、秀麗って王と劉輝を同じと見ていますよね。
劉輝が頼んだせいもあるのでしょうけど、秀麗として劉輝を信じないのは
構いませんが、官吏として王を信用しないのはどうかと……。
ハッキリと言い切ったし(苦笑)公私混同しないというなら、その辺をきっちり
したほうがいいんじゃないかな~と思ったり。

ちなみに、パンダに懐かれている劉輝は可愛かった(笑)

お次は絳攸の罷免問題ですね。黎深が絳攸に「お前はただの吏部侍郎。」と
言っていた言葉の意味がつながりましたね。ずっと引っかかっていた言葉
だったのよね。黎深の補佐がメインだったけれど、霄太子の要請で王に
貸していただけで、彼の権限はあくまでも吏部侍郎としてのもの。
というか、借りるだけ借りて放置していた霄太子も責任を負うのかしら?
黎深もその辺りは読んでいそうですが、やっぱり言わないんだろうね。
上司として侍郎である絳攸を放置していた責任を取れという展開になるんだろうけど
果たして本当に楊修が絳攸を追い落とすのかどうかが疑問。
邪魔なのは確かかもしれないけど(苦笑)この辺りは次巻で解決する
と思うけど。

劉輝や楸瑛や絳攸達を追いつめる作戦が、逆手に取られて旺季達を
一気に追い落とす……という流れなのかなあ。そしてその役目が秀麗で
一気に昇進……じゃ安直すぎか。(でもあながち否定できない……)

第六章まで感想&語り終わりっ!
次ぎで最後まで書けるかな。しかし、こんなに長くなるとは……(苦笑)
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