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気の向くまま

まったりオタクライフの日々

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外伝の感想

今更という感じですが、新刊の感想です。発売日からそれなりに
日にちが経っているので隠さずにガンガン書くのでご注意を。
恒例(?)の毒混じりです(笑)



『恋愛指南争奪戦』
これが一番、面白かったような気がします(笑)
この作者はこういうノリで書いた方が絶対いいと思うなあ。
シリアスよりコメディー系の方が向いている気がする。
色々とつっこみもあるのですが、これは『桃花扇』の番外編で
書きたいネタなので深く書きません。
ふっふっふ~ザビ掲載時には読めなかったのでようやく
読めて嬉しいです。早く書きたいなあ、この話。


『お伽噺のはじまりは』
これでもザビでは読めませんでした。噂(?)の鬼姫が出ていて
ここでようやく読めて嬉しいです。桃花扇であれだけ鬼姫を
書いておきながら、ネットで調べた程度のことしか知らなかったので
これでもうちょっと深く彫り込めます。
というか鬼姫、貴陽で亡くなったのですね。私はてっきり璃桜に
殺されて戻ってこなかったと思っていましたよ。
命からがら逃げたのかな?しかも鬼姫が邵可の初恋(?)の
人だったとは……!!(驚)
邵可が鬼姫の両眼にそっくりのヒロインに執着ともいえる感情を
抱いているというのを桃花扇でも書きましたが、いい具合に
動機が発見できてラッキー(笑)助けられなかった人の代わりに
でもいいけど、それに淡い思いを抱いていた人というのがプラス
されれば重みが加わるので。あ、絳攸にさらなる壁の出現の予感(笑)
先王が鬼姫の冥府の番犬だったように、邵可がヒロインの
冥府の番犬なのですよ!(爆笑)
ああ、武術がからっきしな絳攸には百年かかっても無理だわ。
絳攸がヒロインを口説き落とす(?)パターンをいくつか考えて
いるのですが、冥府の番犬相手じゃ分が悪すぎる(苦笑)
劉輝が秀麗を落とすのに、秀麗・朝廷・縹家・黎深達小姑官吏(笑)
を相手にするのに比べ、絳攸はヒロイン・邵可・縹家・紅藍両家。
うわー、なんて気の毒に。(自分が書いておきながら……)
どれもこれも超強力な番犬(?)だよ。
それにしても、邵可と華眞が知り合いだとは思いませんでした。
狭いな、彩雲国!(笑)その二人の子である影月と秀麗が出会う
のは運命だったのかしら?
先王やら琵琶姫やら本編以前に存在した人たちの話は面白いなあ。
こっちが本編でもよかったかもしれない(苦笑)



とまあ、この二つまではよかったのですが、書き下ろしの
話がどうにもこうにも……orz
毒を吐きながらの感想ですのでご注意を。


とりあえず、最初に一言。

蒼乃はヒロインの一人称がというのは駄目なんです。orz

男装なんて関係ない。男だって「私」でもいいじゃないか!
藍将軍だって静蘭だって一人称は私だよ……!!
譲葉と百合の区別を、ということでしょうが、そんなの前後の
文章でどうとでもなるじゃないか……!!

ところで黎深って昆布とかシャケとか梅干しとかのおにぎりが
好きだったのね。なんて庶民的なご当主さま(笑)
この国の食事事情ってよくわからんなあ。
焼売があったかと思えば梅干しだもんねえ。
和洋折衷ならぬ、和中折衷?黄尚書が醤油を煮染めた……って
言っていたから、普通に醤油も味噌もありそうな感じ。
この国に行っても、日本食に飢えることってなさそうだなあ(笑)

色々とつっこみたい箇所があるのですが、とりあえず思うのは
百合姫に王位継承権があるということ。
王位は男子だけのものじゃないんかい!!と思いましたよ……。
王位は基本的には直系男子優先。次に傍系男子。それが駄目なら
女性でもOKということでしょうかね?
先王が片っ端から親族を殺しまくったから、百合姫の王位継承順位が
繰り上がった……というかんじかな。
世界的にも王位に関する方法は色々ありますけど、だいたい男子が
優先的に即位ですね。(日本は男子のみですが。)
もしくは直系内で男子優先、いなければ長女が即位とか。
てっとり早く、第一子で早い者勝ち。でも彩雲国はどれにも当てはまらない
なあ。

百合姫の王位継承権はもしかしたら秀麗への伏線でしょうかね?
これは蒼乃の推測なのですが、”薔薇姫”というのは縹家に生まれた
女性で仙人のような力を持つ姫なのかな、と。
璃桜が不老長寿(でいいのか?)なように、そういう女性が出てきても
おかしくないし。そんで、そういった力を持つ女性が”薔薇姫”と
呼ばれる、と。仙人というより、力を受け継ぐものが薔薇姫と呼ばれる
存在なのかな、と思います。

そうなると秀麗は紅家と縹家の血を継ぐ娘というわけになります。
もともと縹家は王族とつながる一族であり、蒼玄王の血を継ぐ
わけでもあるので、ちょっと無理矢理ではありますが、王位を継ぐ
可能性が低いながらもあるのでは、と。

そしてリオウが貴陽の語源が鬼妖だとザビ8(だったかな?)で
言っていたので、首府が蒼玄王の血及び、彩八仙の力か彩八家の
血かなんかで鬼だの妖怪だのを封じているのかなあ……って。
もともと魑魅魍魎が跋扈していたわけだし。

長い月日を経て、蒼玄王の血が薄まり、封印の力が弱まって、
血を強くするために劉輝と薔薇姫の血を継ぐ秀麗との結婚が
持ち上がり、『朝廷』が秀麗を后妃にと望む……と。
官吏出身ゆえ、政治手腕もあることから劉輝との共同治世
で国は平和におさまり万々歳。

……という筋書きが思い浮かんでしまいましたよ。
すんごいご都合主義ですが、あり得ないとも言い切れない(苦笑)
最も、后妃と政治手腕は関係ないんですけどねー。
朝廷が望むのは蒼玄王の血を濃くすることだから、
ぶっちゃけ、官吏の経験なんて関係ないし。
秀麗が、官吏でいたい、政治に関わっていたいの、と言い張る
ゆえに、妥協点として、王・后妃による共同治世かな、と。

次の新刊では絳攸の進退がメインだと思うし、秀麗の体のことも
ちょっとは書かれると思うけど、伏線がどこまで明かされるかは
微妙だしなあ。多分、白虹の矛盾点が少し解消されるとは
思うんだけど(苦笑)

とりあえず、話の流れは秀麗を持ち上げる方向で進むことに
間違いはないので、その経過が納得できればいいなと思います。
伏線を明かすのをどこで持ってくるかは作者の腕の見せ所ですが
引っ張りすぎも飽きられると思うんだけどなあ。
劉輝の立場、秀麗の体、と色々と伏線をはるのはいいんだけど
メインをどこに持って行きたいかがいまいち掴めない。
そろそろ話を整理して、どこをメインにクライマックスにするか
方向を定めてもいいんじゃないかな、と思ったり。
本編12冊、外伝3冊。冊数てきにはかなり出ているから、
そろそろ〆に向かっていると思うんだけど、どうなんだろ。
まだまだ書くつもりなのかしら?16冊完結だと思うんだけど。


感想というよりは、推測しか書いてなかったなあ(苦笑)
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